オタ福の相談部屋

あなたの主治医はどう言いましたか?

年中、フィラリアの薬って必要なの?

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【はじめに】

今回は
一年中、フィラリアのお薬を飲ませている方からのご質問です。
周りの飼い主さんは5月~12月の間しか犬にフィラリアのお薬を飲ませていない一方で、質問者さんは毎月年中飲ませているとのこと。
果たして、年中フィラリアのお薬は必要なのでしょうか?そんな疑問に回答していきたいと思います。
では早速、質問内容の方へいきましょう!

 

【目次】

  • 【はじめに】
  • 【ご質問内容】
  • 【回答】
    • 『使用されているお薬の説明』
    • 『年中、飲む必要ってあるの?』
    • 『メリット・デメリットのお話』
  • 【オタ福の考え】
  • 【あなたの地域のフィラリア予防時期は?】

 

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完全室内飼いの猫にワクチンって必要?

【はじめに】

うちの猫、病院に連れて行くとなるととても暴れて、怯えて、病院に連れて行くだけで一大事。
そんな飼い主さんはたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は完全室内飼いの猫を飼育されている方から、ご質問を受けたので、そちらに回答していこうと思います。

 

【目次】

 

 

【ご質問内容】

私は野良猫を家に入れて、10年間飼っています。
この子は外で人間から虐待を受けたのか、家族以外の人間は恐怖です。
年に一度のワクチンで病院へ連れていくのが大変でした。
このワクチン、接種すると、一週間はぐったり元気がありません。
病院に行くストレスかワクチンの副作用なのか、ありすの獣医に毎年話しをしますが、大丈夫と言われ注射されました。
あることがきっかけで、かかりつけ病院を変えました。
今かかっている病院では、年齢が10歳を過ぎていること、外にはまったく出ないこと、ワクチン接種の必要は無いと言われました。
これで大丈夫でしょうか?

 

【回答】

『条件次第では接種は不要』

結論から言いますと条件次第ではワクチンは必要ないと思います。

ワクチンを受けなくてもいい条件とは
・完全室内飼いであること
・同居動物がいないこと(1匹飼育)
・飼い主さんやご家族が他の野良猫などに頻繁に触れていないこと
・感染症の既往歴がないこと

これらの条件を全て満たしている場合は怯える猫を無理やり病院へ連れ出す必要もないと思います。

僕の実体験を言うと、今実家で飼育している15歳の三毛猫がいます。
この子は質問者さんの子と同様、怯える性格で、病院へ連れて行くことが大変です。そのため、ここ5年はワクチン接種を行なっていません。しかし、この子は高齢であるにも関わらず、何1つ病気も見つかっていません。

ただの実体験なので、なんの信ぴょう性もありませんがこういった事例もあるというお話です。

 

『ワクチン接種のメリットとは』

ワクチン接種のメリットはなんだと思いますか?単にワクチンによる感染症予防ができることだけではないのです。

感染症予防の他に得られるメリットとはワクチン接種の際に行われる身体検査にあります。

ワクチンを接種する前は何か体調が悪くないかをチェックするための身体検査が必ずあります。触診、聴診、体温測定など、簡便ではあるもののやるやらないでは全然違います。
さすがに血液検査や超音波検査などと比べると検出力は遥かに劣りますが…(笑)

ただ、聴診はできないとしても触診や体温測定などはお家でもできます。
さらに家でできる身体検査についてはこちらを参考にして下さい。

sodan.otahuku8.jp

日頃から、飼い主さんがしっかりと身体検査を行なっておけば、病気の早期発見もできるかもしれませんね。

 

『ワクチン接種部位肉腫って知ってる?』

ワクチン接種部位肉腫という病気を知っていますでしょうか?
猫では有名な話なのですが、文字通りワクチンを接種した部位で腫瘍ができる病気です。

これはワクチン内に含まれる抗原が原因でそれに反応して発生すると言われていますが、まだはっきりとは解明されていません。

猫のワクチンを接種するときはこういった腫瘍が発生した時のことを考えて、背中ではなく太ももに注射する先生もいらっしゃいます。背中にできた腫瘍を取るより、太もも〜お尻にできた腫瘍を取るほうが遥かに容易ですから。

 

【オタ福の見解~メリットとリスクから考える~】

ワクチン接種のメリット
・ワクチンの抗体を獲得できる
・簡便な身体検査を受けられる

ワクチン接種のリスク
・怖がり猫にはかなり負担
・ワクチン接種部位肉腫の発生(←これは低確率です)

これらワクチン接種でのメリットとリスクを考えると無理にワクチンを受けさせなくても良いのではないかと思います。

ただし、条件を満たしている猫限定ですよ!

 

 

"実例"から考える、ペットのセカンドオピニオン

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【目次】

  • 【本症例の情報】
    • 『主な症状は何ですか?』
    • 『主治医から言われたことは何ですか?』
    • 『行われた除去診断は何ですか?』
  • 【ご質問内容】
  • 【回答①~IBDの除去診断~】
    • 『IBDの除去診断とは』
  • 【回答②~IBDの除去診断を終えてからやること~】
  • 【回答③~本症例についてオタ福の考えは~】
  • 【回答④~得意科目の先生に診てもらうメリット~】
    • 『得意な先生に診てもらうメリット①』
    • 『得意な先生に診てもらうメリット②』
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お家でできる動物の身体検査

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【目次】

  • 【質問内容】
  • 【回答】
    • 『眼球をチェック!!』
      • ①左右対称かをチェック
      • ②眼瞼結膜をチェック
    • 『口腔内をチェック!!』
      • ①口臭をチェック
      • ②口腔粘膜(歯肉や舌)をチェック
      • ③デキモノが無いかをチェック
      • ④毛細血管再充満時間(CRT)とは
    • 『その他、できること』
      • 「鼻のチェック」
      • 「耳のチェック」
      • 「首のチェック」
      • 「体表リンパ節のチェック」
  • 【最後に】
  • 【謝辞 -写真提供者さんのご紹介-】
  • 【オタ福への質問はこちら】

 

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ステロイド治療中、飼い主さんができること

【目次】

  • 【基本情報】 
  • 【相談内容】
  • 【臨床経過】
  • 【回答】
  • 【最後に】
  • 【オタ福の相談部屋とは】

 

【基本情報】 

動物種:犬

品種:フレンチ・ブルドッグ

年齢:12

 

【相談内容】

フレンチブルドッグ12歳という年齢から考えると、
最後までステロイドは服用続けるかもしれない。
免疫抑制剤ステロイドの違いがよくわからない。
他に私にできることはないか?
などと、悩むことがあります。
病状や治療、今後起こりえることなどあればアドバイス頂ければありがたく思います。

 

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指を舐める癖がある。起きやすい皮膚炎は?

【目次】

  • 【質問内容】
  • 【回答】
  • 【オタ福の見解】
    • 分離ストレスについて
  • 【オタ福の相談部屋とは】

 

【質問内容】

『こんばんは。

またブログ記事に質問させて頂いてもよろしいでしょうか?

先程アップされた表在性膿皮症に関してです。

うちのシニアチワワ(14歳)は、よく指の間を舐め続けてしまうクセがあり指の横がハゲてしまうことがあります。

こういったものも、表在性~になるんでしょうか?

また、以前にうちもニキビ的なものができ、フケや円脱に似た症状にもなった記憶があるのですが

その際はマラセブやノバルサンのシャンプー出されると治ったかなと思っていました。

よく皮膚のかゆみやフケあるタイプを申告すると、真菌系ですねといわれ、これらのシャンプーだされますが、表在性~は全く別もの皮膚疾患という認識で良いのでしょうか?』

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ひどい口臭で考えられる原因とは

【目次】

  •  【質問内容】
  • 【回答】
  • 【オタ福の見解】
  • 【最後に】
  • 【オタ福の相談部屋とは】

 

 【質問内容】

歯垢はやや溜まっているものの、歯槽膿漏などはなし。呼気がドブ臭い・・・これって胃が悪いんでしょうか?(うちのラブですw)こうなったのって、7歳超えて位からで・・・。受診しても特に何処がおかしいとかないんです

 

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